【和歌】一人寝の夜に詠む

戯れに 言の葉交わす たまゆら

身を焦がしたる 蛍なるかな

 

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戯れに言葉を交わす、甘美なその一瞬。

その一瞬が、真実か偽りか、永遠か刹那か、

そんなことは分からないまま。

ただその一瞬に、蛍のように身を焦がす。

蛍のように、儚く短いいのちと知りつつも。